‘厚生年金基金と確定給付企業年金’ カテゴリーのアーカイブ

74の厚生年金基金が特例解散?要するにおとり潰しにされそうですね

2014年4月28日 月曜日

今年度から来年度に掛けて、74もの厚生年金基金が「特例解散」することになる可能性があるようです。

ちなみに、厚生年金基金というのは、一言でいってしまうと、サラリーマンの年金給付の上積みになる仕組みの一つです。一般的なサラリーマンがもらえるの、国民年金、厚生年金です。それに加えて、厚生年金基金の分も上積みされて年金がもらえるというイメージを持つと分かりやすいでしょう。

そして厚生年金基金の特例解散というのは、深刻な積立金不足の基金に適用される仕組みです。直感的なイメージとしては、厚生年金基金の運用が上手くいっていないので、基金がおとり潰しになるという感じですね。

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公的年金の運用で大損している?| ああ、厚生年金と厚生年金基金の違いが分からないのね

2013年7月3日 水曜日

最近、公的年金の運用で株式や外債の比率を高める方針だというニュースを頻繁に目にします。Yahoo!ニュースなどのコメント欄を見ていると、批判的なものが多いようです。

その中で目立つのが「これまで大損させてきた」とか「失敗しても誰も責任を取らない」とか「年金の資金をギャンブルに使うな」とかいったものです。

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厚生年金基金は実質的におとり潰し| 確定拠出年金に移行する企業も

2013年4月2日 火曜日

AIJ投資顧問の問題発覚を機に、厚生年金基金が財務的に厳しい事が明らかになりました。正確に言うと、知っている人は知っていたんですけどね。表立った問題がおきなかったので、見て見ぬふりをしてきたという感じでしょうか。

私たちの老後の生活資金にかかわる話ですから、このまま放置することはできません。そこで、厚生年金基金に対する対応策が決められたようです。制度として問題もあるので、基本的には制度自体をおとり潰しにする方向のようですね。

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年金制度が複雑な証拠なのでしょう| 厚生年金基金廃止議論にまつわる庶民の誤解

2013年2月14日 木曜日
一定の割合の日本人は、日本の年金制度を十分に理解できていません。そんな証拠を見つけました。

これは、ちゃんと理解していない人が悪いのでしょうか?あるいは、複雑な制度にした官僚と政治家が悪いのでしょうか?

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厚生年金基金は無くしていくべき…民主部会│ ふたを開けるまでどうなるかはわかりませんけどね

2012年4月20日 金曜日

AIJの破綻問題の厚生年金基金の救済に関して、民主党の部会が方針を出しました。
基本的には、直接的な救済はしないといという事のようです。1

まあ、妥当なところだと思います。

AIJが虚偽の報告をしていたという点はあるにしろ、基本的にはただの運用失敗です。
そもそもAIJ一社にかなりの割合のお金を突っ込むなんて、普通に勉強した、まともなファンドマネージャーならあり得ないことですからね。

それに、仮に詐欺事件だったと認められたとしても、国が補填するなんて必要はないでしょう。
他の詐欺事件とどうように扱えばいいはずです。

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  1. AIJ年金消失、公的資金で救済せず…民主部会 []

厚生年金基金の予定利率が5.5% ほぼ全額株式に突っ込むしかないね

2012年3月8日 木曜日

ニュースに触れれば触れるほど気になる点が出てくる、厚生年金基金の問題です。

前回書いた、素人が一人で運用するという事実は、かなり衝撃的でした。
しかし、それに負けないくらい衝撃的な現実があるようです。

というのも、高橋洋一という学者さんの書いた記事を見ていたときにでてきた数字が、常軌を逸していたのです。
まず、記事の該当する部分を引用します。

基金の予定利率は高すぎる。予定利率とは、それで運用できないと年金支給に支障が出る数字だ。今ある基金のうち9割弱が予定利率を5.5%としている。
http://diamond.jp/articles/-/16477?page=3

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素人一人で数百億円を運用する暴挙! 天下り云々よりよっぽど問題です

2012年3月7日 水曜日
はっきり言って、滅茶苦茶です。

厚生年金基金の運用担当者は、一人だけということが多いようです。
しかも、ずぶの素人が運用しているケースが大半なのだとか。

全国の75%厚生年金基金で、運用担当者を一人しか置いていないようです。

年金基金は最低でも数十億円規模の資金を運用します。
大きいところだと、一千億円を超える規模になるでしょう。

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一部の厚生年金基金で「掛け金≪給付」の状態に

2012年3月6日 火曜日

AIJ投資顧問がらみで、年金基金についての報道が多くなっています。
そんな中、時事通信の記事で、面白い記述を見つけました。

単年の給付額が掛け金を大幅に下回っている基金があるようです。

年金の掛け金収入が16億円に対し、給付額は36億円と大幅に上回っており

■ 収支マイナスの厚年基金も=最大290億円赤字-財政厳しくハイリスク運用の要因に
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012030500894

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厚生年金基金の運用者はほとんどが素人 大金を動かしているという意識が乏しいのでしょうか?

2012年3月5日 月曜日

AIJ投資顧問の虚偽報告問題で、にわかに厚生年金基金に注目が集まっています。
そんな厚生年金基金関連のニュースから、興味深い記事を一つご紹介します。

記事によると、厚生年金基金の基金側の担当者は、ほとんどが素人だったようです。

■ 全国の厚生年金基金、8割が運用経験者おらず
http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20120302-OYT8T00791.htm?from=fb

これって、かなり異常なことだと思うんですよね。
というのも、年金基金というのはかなりの額を運用します。

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総合型の年金基金の行き詰まりという視点は面白いね

2012年2月29日 水曜日

連日のようにAIJ投資顧問の問題が報道されていますね。
このサイトでも、新しい切り口をご紹介したいと思います。

実は、AIJ投資顧問に委託していた年金基金には総合型というタイプの基金が多かったようです。
総合型というのは、同業種で作った年金基金のことを言います。

例えば、情報処理関連の業界で作った基金とか、外食産業で作った基金といった具合ですね。
加入している企業からお金を拠出させ、基金が運用します。

厚生年金基金には、総合型のほかに単独型と連合型というのがあります。
単独型というのは一社で一つの年金基金というタイプで、連合型というのが一つの企業グループで一つの年金基金を作っているタイプです。

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年金基金側の運用者の資質は大丈夫? AIJ投資顧問の運用失敗

2012年2月28日 火曜日
Aij投資顧問の運用失敗で、企業にも大きなダメージが。
騙されてかわいそうと思う反面、担当者の無知が問題を大きくしていた可能性もありそうです。

年金の運用担当者とか、基金の職員の資質が問われそうです。

AIJ投資顧問の運用失敗で、5割以上の資金を委託していた基金があるそうです。
正確に言うと、56.9%ということですから、6割近くですね。

それがほとんどゼロになったわけですから、今回の件で将来の年金の半分以上を失ってしまった事になります。

運用の失敗は基本的には企業が肩代わりをする事になります。
これだけ減らすと影響は小さくなさそうですね。

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AIJ投資顧問が企業年金の運用に大失敗 企業の担当者は今頃真っ青かもね

2012年2月24日 金曜日

AIJ投資顧問という会社が、金融庁から業務停止命令を受けたのだそうです。
なんでも、企業年金の運用資金2,100億円を、ほとんどゼロにしたのだとか。

運用資産をゼロにするなんて、なかなかできる事ではありません。
全額株式に投資していたって、せいぜい何割か減らすくらいでしょう。

可能性が高いのは、デリバティブがらみの運用の失敗なのでしょうけどね。
いったいどんな運用をしていたのか?

株価何かで大きく損をして、無理な勝負に出たのかな?

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企業年金のデータ流出

2010年7月29日 木曜日

住友信託銀行が、1万4千人分の個人情報を流出させてしまったそうです。

住友信、顧客年金基金の個人情報を誤ってほかの基金に提供
住友信託銀行(8403)は27日、顧客である企業年金基金の加入者や退職者約1万4000人分の個人情報を誤ってほかの企業年金基金とそのコンサルティング担当金融機関に提供したことが判明したと発表した。漏洩(ろうえい)した個人情報は生年月日や入社年月日、加入者番号など。情報の流出先に対しては二次的な漏洩がないことやデータを削除したこと、悪用された事実がないことなどを確認したという。

記事によると、流出した個人情報は「生年月日や入社年月日、加入者番号など」となっています。

流出したデータが本当にこれだけなら、さほど重大な被害は出ないでしょう。

でも、企業年金のデータということは、個人の給与に関するデータなども入っている可能性があります。

そこまで外に出てしまったとなると、大問題ですね。

「加入番号など」の「など」がすごく気になります。

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