確定拠出年金の運用商品の種類とコツ
大きく分けて2種類の金融商品がある
確定拠出年金は積立てたお金をもとに、投資信託や預貯金に投資するのが一般的です。
制度上は個別株などにも投資できるのですが、実際はまだ対応できていないようです。
ところで、投資信託や預貯金は二つのグループに分けることが出来ます。
その二つとは、元本確保型商品と元本変動型商品です。
SBI 証券を例に具体的に見ていきましょう。
元本確保型商品とは
元本確保型という言葉通り、積極的に運用すると言うよりは、元本を減らさないことに重点を置いた商品です。
ただ、元本保証ではないので、100%元本が保証されているわけではないという点に注意が必要です。
SBI 証券では、次のような商品を用意しているようです。
- スルガ確定拠出年金スーパー定期1年
- スミセイの積立年金保険(5年)
- 第一のつみたて年金保険(5年)
元本確保型商品のメリット・デメリット
元本確保型の商品のメリットは、何といっても安全性が高いと言うところにあります。
しかし、メリットだけと言う金融商品はありません。
もちろんデメリットもあります。
一つ目は利回りが低く抑えられると言う点です。
安全性を優先すると、見返りが小さくなると言うのが投資の基本です。
年金額を増やしたいのなら、元本確保型は向いていません。
もう一つのデメリットが、インフレに弱いという点です。
例えば今後10年間で物価が2倍になったとしましょう。
そして、現段階で200万円の資産が確定拠出年金の口座にあるとします。
あなたが200万円で元本確保型の商品だけを購入していたとした場合、この200万円が大きく増えることは考えにくいのです。
これは確定拠出年金の年金額が半分になったのと同じことです。
物価が倍になったのですから、将来の年金は現在の100万円の価値しかありません。
つまり、お金を半分なくしたのと同じなのです。
元本確保というと安全なような気がしますが、大変怖い側面もあることを理解しておきましょう。
元本変動型商品
積極的に運用して、年金額を増やそうと言う方におすすめなのがこちらです。
価格変動リスクがある商品に投資するので、大きく儲けることもあれば損をすることもあります。
また、一言で元本変動型といっても、商品によってリスクの大きさは様々です。
自分が投資する商品のリスクの大きさを見極めたうえで、投資したいものですね。
SBI 証券で扱っている、元本変動型商品を一部上げてみます。
株式、債券、不動産など幅広い取り揃えであることが分かります。
また、株式に投資するファンドの中でも、日本株に投資するものから成長が期待できる国に投資するものまで幅広いです。
- 朝日-日経平均ファンド
- 中央三井DC外国株式インデックスファンド
- シュローダー-BRICs株式ファンド
- 野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)
- 野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
- DCニッセイ/パトナム・グローバルバランス(債券重視型)
- MHAMJ-REITアクティブファンド(DC年金)
●確定拠出年金をはじめるには
確定拠出年金を選ぶポイントの一つが手数料です。
手数料に関しては、「確定拠出年金の手数料」をご覧下さい。
また、手数料の点でお得なのがSBI 証券です。
節税効果のシミュレーションなども出来るので、その点もチェックしてみてください。
