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国民年金保険料の推移| 保険料の値上げは以前の方が大きかった

国民年金の保険料は、毎年値上げされているという印象があります。特に最近は大きな値上げが有るという印象をもっている人もいるようです。

果たして、そのイメージは正しいのでしょうか。具体的な数字で検証してみましょう。

国民年金の保険料は毎年のように値上がりする

年金の保険料は毎年値上げされていると思っている人が多いようです。ネットなどを見ていると、最近になって保険料が大きく上がり、負担が大きすぎて大変だという愚痴を見かけることもあります。

確かに、国民年金の保険料を思い出してみると、以前はもっと安かった記憶があります。実際、毎年の保険料を比較してみると、保険料が前年より上がった年の方が多いようです。

正確に書くと、前年と変わらない年もあれば、少し下がった年もあることはあるのですけどね。でも、まあ、ほとんどの年で値上げがあったと言って間違いありません。

ですから、保険料が毎年値上がりするという感覚は、まんざら間違っているとは言えないでしょう。

以前のほうが値上げ率は大きかった

ただ、詳しく調べてみると、最近になって大きく保険料が上がったという感覚は、必ずしも正しくないのかもしれません。実は、以前と比べれば、最近の保険料アップはかなりマイルドなものなのです。

このページでは、国民年金の保険料の推移について、具体的な数字でチェックしてみましょう。その上で、保険料の値上げの傾向について分析してみることにしましょう。

毎月の保険料の推移

それでは、具体的な国民年金保険料(月額)の推移をチェックしてみましょう。

国民年金制度ができた当初は、変なタイミングで保険料が変更されることもありました。変なタイミングというのは、必ずしも年度末で保険料の変更されたわけではないという意味です。

そこで、毎年4月の保険料をその年の保険料として紹介します。

また、1971年までは、国民年金の保険料は35歳未満と35歳以上で異なっていたようです。そこで、今回は35歳以上の保険料を紹介することにします。

具体的な保険料の推移は、以下のようでした。

年度月額保険料
1961¥150
1962¥150
1963¥150
1964¥150
1965¥150
1966¥150
1967¥250
1968¥250
1969¥300
1970¥300
1971¥300
1972¥450
1973¥550
1974¥900
1975¥1,100
1976¥1,400
1977¥2,200
1978¥2,730
1979¥3,300
1980¥3,770
1981¥4,500
1982¥5,220
1983¥5,830
1984¥6,220
1985¥6,740
1986¥7,100
1987¥7,400
1988¥7,700
1989¥8,000
1990¥8,400
1991¥9,000
1992¥9,700
1993¥10,500
1994¥11,100
1995¥11,700
1996¥12,300
1997¥12,800
1998¥13,300
1999¥13,300
2000¥13,300
2001¥13,300
2002¥13,300
2003¥13,300
2004¥13,300
2005¥13,580
2006¥13,860
2007¥14,100
2008¥14,410
2009¥14,660
2010¥15,100
2011¥15,020
2012¥14,980
2013¥15,040
2014¥15,250
2015¥15,590
2016¥16,260
2017¥16,490
2018¥16,340
2019¥16,410

これをグラフにすると、次のような感じです。

国民年金保険料の推移

保険料は最初の100倍以上に

この表を見てまず驚くのが、最初の十数年の保険料の安さです。特に、一番最初は、月額わずか150円を払えばよかったのです。

ちなみに、2019年度の保険料は16,410円です。ということは、過去60年で、年金の保険料は100倍以上になっているわけですね。

もちろん、1960年台と比べると、現在は大きく物価が上昇しています。ですから、保険料が数倍違ったとしても驚くにはあたりません。

しかし、100倍を超える値上げがあったとすると、物価だけの問題ではないでしょう。なにせ、1961年と現在の物価を比較しても、せいぜい5倍程度の違いしかないからです。

物価の上昇が5倍だとすると、実質的な保険料の負担は20倍(=100÷5)になっています。これはかなり大きな負担増であることは間違いありません。

途中で制度の大きな変更などがありましたから、単純に失敗だと言い切ることはできませんけどね。少なくとも、私たちの負担が大きくなっていることだけは間違いのない事実です。

値上げ率が大きかったのは、むしろ制度発足当初

ただ、保険料の伸び率という観点で見ると、じつは最近は保険料は微増と言った感じです。

各年度の保険料を前年との比較したグラフを作ってみました。

国民年金保険料(対前年比)

昭和50年頃の保険料の上昇率は、結構エグいものがあります。

逆に、2000年には\13,300だったので、そこからの増加は限定的(まあ、所得も伸びていないんだけど)なのです。

もう少し具体的な数字で見てみましょう。

1989年には、保険料が8,000円でした。これが、1996年には1.5倍の12,000円になっています。つまり、わずか7年で1.5倍になったということです。

しかし、1989年の2倍の16,000円を超えたのは2016年です。ということは、8,000円が16,000になるのには、27年もかかっているのです。

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