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iDeCo で運用するメリットとデメリットは?

iDeCo の運用上のメリットとデメリットについて考えてみましょう。従来の年金型の金融商品は、確定給付のものがほとんどでした。生保の定額年金保険などがそうですね。そうした金融商品と比べてiDeCo は、どんなところが優れていて、どんなところが劣っているのでしょうか。

確定拠出年金の魅力は運用次第で大幅に増やせること

個人型確定拠出年金(以下、iDeCo と呼びます)の特徴の一つに、運用次第で年金を大幅に増やせる可能性があると言う点があります。これは魅力の一つと要っても良いでしょう。

これまで日本では、年金に関連する商品は、加入時点で受け取り年金額が決まっているものがほとんどでした。例えば、生保が販売している定額個人年金保険が代表的でしょうか。国民年金の上積みのである国民年金基金もそうですね。財形年金もそのタイプですね。

そういった金融商品と一線を画するのがiDeCo なのです。元本確保型の商品もありますが、基本的には、リスク商品である投資信託で運用することになります。

もっとも、最近は生保が変額年金保険の販売を始めるなど、状況は変わってきていますけどね。1

どのくらい増えるのだろうか?

ところで、iDeCo を使うと、どの程度増やすことが出来るのでしょうか。

一般的には、全額株式で運用した場合、毎年5%から6%程度は資産が増やせると考えられます。これは、GPIF や厚生年金基金やらが使っている期待リターンの数字ですね。

仮に毎年24万円(1か月2万円)を積立て、年5%で20年間運用できたとしましょう。この場合は、積立てた480万円が約794万にまで増えることになります。仮に6%で運用すると883万円です。

2倍までは増えませんが、それに近いところまで増やすことが出来るわけです。2 このように、常識的な線で考えても、iDeCo ならおおきく増える可能性があるわけです。

大幅に増やせるかもしれない=大幅に減る可能性がある

大幅に増やせる可能性があるというのは、当然メリットです。しかし、裏を返すと、大幅に減る可能性があるという事でもあります。これはデメリットと言えるでしょう。

運用に大きく失敗したら、その結果は悲惨なものです。掛金の総額の半分しか年金がもらえないという事だって十分にありえます。

ただ、まともに運用していたら、それ程心配は要らないんですけどね。ただ、知識もなくリスクばかりを取ると、ちょっと危険な気もします。

どういう運用をするとリスクが大きいのかとか、自分はどの程度リスクが取れるのかを理解しておくのが重要ですね。

インフレへのヘッジにもなっている

確定拠出年金の年金額が増える可能性がある事が、インフレ対策になっていると言う点も重要です。

生保がやっている定額年金保険などは、開始時点で受取額が決まっています。仮にインフレがあって、物価が2倍になったとしても、年金額は変わりません。これは、将来のために積立てていたお金が半額になったのと同じことです。

しかし、株式や不動産は物価に応じて値上がりする商品です。インフレが起これば、それにつれて価格が上がるわけです。その結果、インフレが起きても年金資産が目減りしないのです。

個人的には、この点は、とても重要だと思っています。最大のメリットではないでしょうか。

国民年金基金ではなくiDeCoがおすすめです

国民年金の第1号被保険者の方なら、iDeCo ではなく国民年金基金に入るという選択肢もあるでしょう。国民年金基金はiDeCo と同じような積立の仕組みですし、全く同じような減税の仕組みもあります。

しかし国民年金基金は、あらかじめ将来の給付が決められている商品です。ですから、全くインフレ対策にはならないのです。

この点を考慮すると、国民年金基金よりもiDeCo の方が優れた方法であると、私個人は考えています。

どの程度のインフレになるかは予想が難しいですけどね

まあ、将来どの程度のインフレなのかは、なかなか予想ができないですけどね。ほとんどインフレにならない可能性も無くはありません。というか、民主党政権が終わるころまでの日本は、そんな感じでしたよね。

ですから、結果的に、国民年金基金の方が正しい選択だったという事もあり得るわけです。長期的に見て、どちらの確率が高いかとか、どちらの方がリスクが大きいかという観点で考えるしかありません。

私自身はインフレに備える方が賢いと判断しているわけです。万が一、たいしたインフレが無くても、大きなデメリットがあるわけでもないですしね。


  1. ただ、変額タイプの個人年金保険は全然売れていないようですね。投資信託が結構人気なのとは対照的です。おそらく、生命保険を利用したいという人は、堅実な運用を望む人が多いのでしょうね。 []
  2. 積立ての場合は、後半に積立てられる部分に関しては、運用期間が短くなります。例えば、最後の1年に積み立てられた部分は、1年未満しか運用できません。この部分があるので、ビックリするほど大きく増えるというわけにはいきません。まあ、それでも、2倍近くには増えるのですけどね。 []

iDeCoでは金融機関選びが大事

iDeCo をはじめるには、運営管理機関を選ぶ必要があります。運営管理機関というのは、窓口となる金融機関の事ですね。

この運営管理機関選びが、実は、かなり大事です。というのも、金融機関によって月々の手数料がだいぶ違いますし、取り扱っている投資信託の種類も違うからです。

個人的にお勧めなのは、SBI証券です。SBI証券は月々の手数料が167円と最低ですし、運用に使える投資信託もかなり多いのです。

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