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【iDeCo】確定拠出年金の運用商品の種類と運用の基本

資産運用というと、何か難しい事のような感じがするでしょう。しかし、iDeCo の運用は意外とシンプルです。やることは3つしかありません。「掛金で投資信託の積立をする」「投資信託の売買をする」「安全性の高い金融商品を買う」の3つだけです。

まあ、細かい話をしだすと、たしかに色々と知っておいた方が良い事はあるんですけどね。ただ、基本を理解するだけなら、それほど大変ではないでしょう。

iDeCo で取り扱っている金融商品は2つのタイプに大別される

iDeCo には、大きく分けて2種類の金融商品があります。

一つが元本確保型と言われる、リスクの小さい金融商品です。リスクが小さいという事は、当然ですが、リターンも小さいという特徴があります。

銀行預金などを思い浮かべるとイメージとして分かりやすいでしょう。

もう一つが元本変動型と呼ばれる金融商品です。こちらは、簡単に言うと、投資信託の事です。基本的にはリスクが大きく、リターンも大きいという特徴があります。

ただ、投資信託なので、ハイリスク・ハイリターンのものもあれば、ローリスク・ローリターンのものもあります。つまり、選択する投資信託によってリスクとリターンをコントロールできるわけです。

SBI証券を例に具体例を見てみましょう

SBI証券で取り扱っている商品をもとに、具体例を見てみましょう。

元本確保型

まず、元本確保型の運用商品ですが、例えば次のようなものがあります。

  • あおぞらDC定期(1年)
  • スミセイの積立年金保険(5年)

「あおぞらDC定期」の方は、特に説明が要らないでしょう。いわゆる定期預金の一つです。

注目したいのはもう一つの「スミセイの積立年金保険(5年)」です。元本確保型では、保険が使われることがあるのです。

そして、特に注意したいのが、保険を使った場合は元本割れの可能性があるという点です。元本確保型なのに、元本割れをするのです。というか、元本割れの可能性があるから、元本保証型ではなく「元本確保型」としているのでしょうね。

なぜ元本割れをする可能性があるかというと、5年契約の金融商品であるにも関わらず早期で解約した場合に、解約控除額というお金を取られるからです。要するに、早期解約のペナルティです。

ですから、元本確保型だからと言って、元本保証だと思ってはいけないわけです。

元本変動型

元本変動型の運用商品も、いくつか例をあげてみましょう。

  • ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス
  • ニッセイ-DCニッセイ日経225インデックスファンドA
  • 三菱UFJ国際-三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)

「ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス」は外国株の投資信託ですね。そして、「ニッセイ-DCニッセイ日経225インデックスファンドA」は国内株の投資信託です。

このように国内外の金融商品に投資する投資信託を買う事が出来ます。また、ここでは挙げていませんが、債券やREIT の投資信託も買う事ができるます。

さらに、「三菱UFJ国際-三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)」のような変わり種の投資信託もあります。これは、名前から想像つくでしょうが、基準価額が金価格に連動する投資信託です。

あ、ここに挙げた3本は、特におすすめというわけではありませんよ。このように多様な投資信託があるという例です。

運用の流れ

iDeCo での運用は、とてもシンプルです。

まず、掛金が入金されると、あなたが指定しておいた金融商品を自動的に買っていきます。例えば掛金が月2万円で、投資信託Aが50%、投資信託Bが50%と指定しておいたとします。この場合は、毎月投資信託Aを1万円、投資信託Bを1万円と言った感じで買い増していくのです。

運用中に投資信託Aの保有割合が大きすぎると思ったとしましょう。この場合は、投資信託Aを一部(あるいは全部)売って、例えば別の投資信託Cを買う事が出来ます。

安全資産で運用しようと思ったとすれば、元本確保型の生命保険Dを買い付けても良いでしょう。

基本的には、iDeCo の運用でできるのは、大体こんなところです。基本的には、投資信託を積立てて、それを売って違う金融商品に買い替えるというのと大差はありません。

インフレを意識して運用を

この手の金融商品の運用という話になると、やたらとリスクを怖がる人がいます。そういう人は元本確保型の運用商品を選ぶことになるでしょう。

将来年金を受給する本人の選択ですから、それはそれで問題は無いでしょう。ただ、元本確保型の金融商品だから安全とは、全く言えないことくらいは知っておくべきだと思います。

というのも、インフレがあると、元本確保型の金融商品でも実質的には目減りするからです。見た目には減っていなくても、実際には資産が減ることになるわけです。

例えばこれを書いている時点での直近(2017年12月分)の消費者物価指数は、コア指数の前年同月比で0.9%でした。コアコア指数でみても0.3%でした。つまり、ゆっくりですが、物価は上がっているわけですね。

これに対して、元本確保型の運用商品では、これを書いている時点ではほとんど増えないはずです。ということは、元本確保型の金融商品を持っていると、実質的には資産が減っていくわけですね。

これが分かっていて、それでも全額を元本確保型で運用するというのなら、それはそれで全く問題ありません。ただ、こういうリスクがあるのを知らずに元本確保型を買っているとしたら、かなり問題と言えるでしょう。

分散投資の基本くらいは勉強しておきましょう

大雑把な考え方は、ここまで説明した通りです。しかし、実際に運用しようとなると、困ったことも出てくるでしょう。

一番起こりそうな問題は、どの投資信託を選んでいいか分からないという問題でしょう。選べる投資信託はかなり多いですからね。

これを解決するのも、実は簡単です。分散投資の基本を勉強しておけばいいのです。実際に、分散投資の考え方にのっとってアドバイスをするなら、「日本株のインデックスファンドと外国株のインデックスファンドを1対1で買っておけば問題無し」という感じになるでしょうか。

でも、分散投資の勉強って、意外と落とし穴があるのです。専門書を読めるような人なら問題は無いのですが、一般向けの解説書には嘘が多いのです。

FPの肩書で活動している人が、はっきりと間違いと分かることを書いていたりします。または、そこまでいかなくても、理解しているのか怪しいと思うような書き方をしている事はかなり多いです。

これは、分散投資の考え方が難しいというよりは、FPという肩書の人達のレベルがピンキリだからでしょうね。範囲が広い資格なので、薄く広くしか知らない人が多いのです。まあ、要するに勉強不足なんですけど。

iDeCo 以外の資産も含めて分散投資を考える

ちなみに、分散投資を考える時には、iDeCo だけでなく、あなたのすべての資産を一体に考える方が良いです。iDeCo 以外で持っている預金や保険、投資信託、不動産などを含めてポートフォリオを作るわけですね。

銀行口座に2,000万円の定期預金を持っている人が、iDeCo の口座で定期預金を積立てても意味はありません。それならば、全額株式の投資信託を買い付ければ良いわけです。

要するに、全体の資産を考えないと、気を見て森を見ずという状態になるわけですね。

iDeCoでは金融機関選びが大事

iDeCo をはじめるには、運営管理機関を選ぶ必要があります。運営管理機関というのは、窓口となる金融機関の事ですね。

この運営管理機関選びが、実は、かなり大事です。というのも、金融機関によって月々の手数料がだいぶ違いますし、取り扱っている投資信託の種類も違うからです。

個人的にお勧めなのは、SBI証券です。SBI証券は月々の手数料が167円と最低ですし、運用に使える投資信託もかなり多いのです。

iDeCo に興味があれば、資料請求だけでも取り寄せてみたらいかがでしょう。まとまった情報が得られますよ。

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