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【iDeCo】確定拠出年金(個人型)は信託報酬に注意して運用

iDeCo の運用というのは、すごく大雑把に言うと、投資信託の積立です。ということは、通常の投資信託による運用と同様、投資信託固有の手数料がかかることになります。iDeCoの 場合は販売手数料はかからないことが多いですが、信託報酬はしっかり取られます。運用するときや金融機関選びでは注意が必要です。

確定拠出年金(個人型)の手数料

別のページに書いた通り、個人型の確定拠出年金(以下、iDeCo)では、口座を持っているだけで月々の手数料が発生します。

この金額は安いところでは毎月167円、高いところだと毎月617円もかかります。2018年1月現在の数字です。

ただ、iDeCo での手数料はこれだけではありません。運用する金融商品に関する手数料もあるのです。

投資信託の信託報酬に注意

iDeCo の場合、運用というのは、運営管理機関(窓口となる金融機関)を通して投資信託などに投資します。ということは、普通に投資信託を買うのと同じ手数料もかかるわけです。

投資信託を購入するタイミングに手数料がかかることがありますし、投資信託を保有していても手数料がかかります。iDeCo だからといって、この点に関しては、制度上の特別扱いはありません。

投資信託を購入するときの手数料は、「販売手数料」と呼ばれます。この販売手数料に関しては、無料の投資信託が選ばれている事が多いようです。

ただ、販売手数料が無料のものが必ず選ばれてるという保証もありません。販売手数料を取られることもあります。

もう一つかかる手数料が「信託報酬」です。信託報酬というのは、投資信託の運用や資料の作成など、投資信託の運用全般の費用に充てられる手数料だと考えてください。

年○%のような形で決められていて、日割り計算された額が毎日取られます。運用している財産のなかから引かれるので、追加でお金を払うことはありません。

ただ、運用している資産から引かれるわけですから、パフォーマンスには影響します。

手数料が安い投資信託が選ばれる

一般にiDeCo では、手数料が安い投資信託が選ばれる傾向があるようです。

上にも書きましたが販売手数料がかからないものが多いようです。また、信託報酬も、かなり安いものが選ばれている事があります。

例えば、SBI証券で買える日本株のインデックスファンドである「三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」では、信託報酬が税込みでも年0.1728%です。もちろん、販売手数料は取られません。

普段、投資信託に興味がない人は、この手数料が安いのかどうか判断できないでしょう。一般的に言うと、株式の投資信託の中では、最も安い部類の投資信託と言って良いはずです。

このように、手数料が安い投資信託が多いのです。これも、残念ながら、例外もありますが。

実際の目論見書をチェックしてみましょう

上に書いたことを、実際の目論見書で見てみましょう。

まず「三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の交付目論見書の表紙は次のような感じです。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の目論見書の表紙

まあ、表紙に関しては、特にいう事はありません。

次に、「ファンドの費用・税金」の部分ですが、次のような感じです。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の目論見書の「ファンドの費用・税金」

上に書いた通り、信託報酬は「年0.1728%」とあります。

そして、「購入時手数料」は「無手数料です。」とあります。購入時手数料というのは、販売手数料の事ですね。

販売手数料は、実は呼び方が統一されていません。他にも違った名前で呼ばれることもあります。

そして、「信託財産留保額」も「ありません。」と書かれています。この信託財産留保額は、上では触れていませんね。

すごく簡単に言うと、解約する時にかかる手数料の事だと考えると分かりやすいでしょう。基本的に、信託財産留保額がかからないケースが多いのですが、解約時に0.2%程度取るものもあります。

また、信託報酬は販売会社と信託銀行、投資信託会社などで分けられることも書かれています。

あと、ちょっと余談ですが、交付目論見書に面白い記述がありました。次の部分です。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の目論見書の「税金」

これを見ると分かりますが、確定拠出年金の運用中は税金が掛からないわけですね。

iDeCo というと、掛け金の節約効果ばかりが取り上げられることが多いようです。しかしiDeCo は、運用期間中も税制的に有利なんですね。

これに関しては、別の記事で詳しく触れましょう。

信託報酬が安い投資信託を選ぶのが基本

iDeCo に限らず、投資信託を使って運用をする場合は、手数料が安い投資信託を選ぶのが基本です。iDeCo の場合は販売手数料がかからないことが多いので、信託報酬の比較をして考えることになります。

また、iDeCo では、窓口となる金融機関ごとに取り扱う投資信託が違います。ということは、金融機関選びを間違えてしまうと、それだけで失敗という事も起こり得ます。なぜなら、手数料が高い投資信託ばかりの金融機関もあるからです。

実際、信託報酬の率は、金融機関によってかなり違うようです。十分に気を付けて選ぶようにしましょう。

少し私たちにとって朗報なのは、上にも書きましたが、信託報酬は全体的に小さくなる傾向にある事です。

信託報酬が大事だという事が、一般の人にも分かってきたからでしょうか。投資家を意識して安い信託報酬の投資信託をそろえる金融機関が増えているのです。

ただ、いまだに高い信託報酬のままで殿様商売のような事をやっているところもありますけどね。手数料が高くて、ちょっと酷いところもあるのです。

iDeCoでは金融機関選びが大事

iDeCo をはじめるには、運営管理機関を選ぶ必要があります。運営管理機関というのは、窓口となる金融機関の事ですね。

この運営管理機関選びが、実は、かなり大事です。というのも、金融機関によって月々の手数料がだいぶ違いますし、取り扱っている投資信託の種類も違うからです。

個人的にお勧めなのは、SBI証券です。SBI証券は月々の手数料が167円と最低ですし、運用に使える投資信託もかなり多いのです。

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