このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

確定拠出年金(個人型)はSBI証券がおすすめ

iDeCo(個人型確定拠出年金)ではどこの金融機関を窓口に選ぶかが重要です。はっきり言って、選択する金融機関でかなりの有利不利があります。制度ができたばかりの頃に比べれば、その差は小さくなっているでしょうが、それでも意識して金融機関は選びたいものですね。

個人的にはSBI証券がベストの選択だと思います。

iDeCo では金融機関選びが重要です。SBI証券が特におすすめ

どこの金融機関を使うか

確定拠出年金(個人型)では、自分でどこの金融機関を利用するか決めないといけません。そのためには、次の2つのポイントをチェックする必要があります。

毎月かかる手数料

確定拠出年金(個人型)に加入している人は、運用期間中毎月、手数料を払わないといけません。この手数料は金融機関によりまちまちです。

どこを利用するかの一つの判断材料になると思います。結構大きな差がありますからね。

このページを書いている時点の状況を大雑把に書くと次のような感じです。

  • 月々の手数料は、毎月167円から617円とかなりの差がある。
  • (SBI証券を含めた)ネット証券やネット銀行は、基本的に手数料が安いところが多い

毎月167円というと、年額に直すと2,004円です。617円は年額に直すと、7,404円です。ということは、1年で6,800円も手数料の差があるわけです。

この差はかなり大きいと言って良いでしょう。仮に20年運用すると仮定すると、単純計算で13万6000円もの差になるからです。

これだけの金額があったら、結構な事が出来ますよね。

月々500円ちょっとの差だと思うと、たいした事ではないような気がするでしょう。しかし、年金の積立は長期にわたりますので、このくらいの差でも神経質になった方が良いのです。

ちなみに、月々の手数料は、積立てを行っている期間の手数料です。

しかし、確定拠出年金(企業型)には積立を行わない期間というのも存在しえます。実はその時も、減額はありますが手数料はかかっています。

ということは、もともとの積立額が少ない人は、積立を行わない期間の手数料で、積立額のかなりの部分を失う事もあるわけです。その意味でも、毎月の手数料には十分に考慮するべきでしょう。

取扱商品数

確定拠出年金用に取り扱っている金融商品数も重要な要素です。

私たちは、金融機関を通して確定拠出年金用の預金、保険、投資信託に投資します。色々な選択肢が提供される中で、いくつかを選んで運用するわけです。

ということは、その金融機関でとりあつかう商品数が少ないと、私たちの投資の選択肢が狭められてしまうということです。選択肢が少ないのは、不利な事と言って良いでしょう。

ですから、どちらかというと、取扱商品数が多いところを選ぶのが大事なわけです。

取扱商品数に関する補足

取扱商品に関しては、もう一つ重要なポイントがあります。それは、系列会社の商品をどれだけ取り扱っているかという点です。

例えば、大和証券では元本確保型をのぞくと、iDeCo用に15の金融商品を扱っています。しかし、そのうち12が資本関係のある大和投資信託および大和住銀投信投資顧問の商品を選んでいます(2018年1月現在の情報)。

何でこのような商品の選び方をするかのでしょう?答えは簡単で、資本関係がある会社の商品を選んだ方が、結果的に大和証券の売上につながるからです。

つまり、投資家の利益ではなく、大和証券の利益のために金融商品の選択をしている可能性があるわけですね。少なくとも、そう取られても仕方がないでしょう。

率直に言って、グループ会社の商品取扱が多い会社は避けたほうが良いでしょう。あなたではなく、金融機関に都合のいい商品を選ぶことになりかねません。

利用されていると思うと、気分が悪いですしね。

グループ会社で手数料根こそぎは、ちょっとせこくない?

取扱商品についてさらに補足

確定拠出年金で積極的に運用するには、日本株と外国株のインデックスファンドを使うのが合理的です。ただ、全ての窓口になる金融機関でこの2つを扱っているわけではありません。

この点に関しては、次のページで説明しています。

積極的に増やしたければ日本株と外国株のインデックスファンドがそろっているところで

最終的におすすめするのは

手数料と取り扱いファンド数の2点を考慮に入れて検討すると、個人的におすすめするのはSBI証券です。
SBI証券は、上にも書きましたが、月々の手数料が最低の金融機関のひとつです。

また、取扱っている金融商品は元本確保型が4、投資信託が63もあります。大和証券よりもはるかに多いのです。1

また、自社の系列会社の商品は14本のみにとどめています。割合から言って、大和証券よりもかなり少ないのがわかります。この点も良心的でしょう。

しかも、購入金額ランキングで見ると、SBI関連の投信は、あまり買われていないようですね。なんだか、逆に寂しい気分になります。ネット証券は利用する投資家もシビアなのでしょうね。

これらの点を総合的に考えると、SBI証券を選ぶのが良いのではないかと考えます。かなりお勧めです。

SBI証券がおすすめ

確定拠出年金(個人型)≪iDeCo≫ではSBI証券がお勧めです。手数料が安いうえに、取り扱っている投資信託が充実しています。

  1. あ、大和証券に特に恨みがあるわけではありません。たまたま先ほど例に使ったので、もう一回名前を出させてもらいました。大和証券よりももっとダメなところもたくさんあります。 []

iDeCoでは金融機関選びが大事

iDeCo をはじめるには、運営管理機関を選ぶ必要があります。運営管理機関というのは、窓口となる金融機関の事ですね。

この運営管理機関選びが、実は、かなり大事です。というのも、金融機関によって月々の手数料がだいぶ違いますし、取り扱っている投資信託の種類も違うからです。

個人的にお勧めなのは、SBI証券です。SBI証券は月々の手数料が167円と最低ですし、運用に使える投資信託もかなり多いのです。

iDeCo に興味があれば、資料請求だけでも取り寄せてみたらいかがでしょう。まとまった情報が得られますよ。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。