このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをつぶやくシェア

ドイツ連銀が退職年齢を69歳まで引き上げることを提案| 反発も大きいようですね

ドイツ連銀が、退職年齢を69歳まで上げるという提言をしたそうです。

現在のドイツでは、退職年齢は平均62歳なのだそうです。それを69歳まで上げたらどうかという提案をしたわけですね。1

このような提案をした理由は、社会保障です。もっと言うと、公的年金ですね。

定年を遅らせると、年金の給付開始も遅らせることができます。年金の給付開始年齢が遅れるので、給付する年金の総額も小さくなりますからね。

そうなると、年金制度を安定させることができるわけです。このあたりの事情は、日本と類似していると言っていいでしょう。

さらに言うと、ドイツ人の平均寿命も延びているようです。寿命が長くなれば年金の給付総額は増えます。それを抑える必要があるという事でしょう。

ちなみにドイツ連銀の提案は、現在65歳の法廷退職年齢を2060年をめどに69歳まで引き上げるというものです。また、2029年までに67歳まで引き上げるという事は、すでに決められているそうです。

もちろん、この提案に反対している人もいるようです。例えば政治家は、選挙に不利になると考え、この提案を批判しているようです。将来の年金制度よりも、目先の当選というわけです。

このあたりも、日本とよく似ている点だと言えそうです。日本の政治家も、年金の受給開始を遅らすのが必要だと知りつつ、問題を先送りしていますからね。

まあ、なんにしても、簡単にまとまる話ではないでしょう。

ドイツ連銀って何してるんだ?

最後にちょっと余談ですが、ドイツ連銀(中央銀行)っていったい何をしているのでしょうか?

例えば、アメリカの中央銀行である連銀や日本の中央銀行である日銀には、通貨の発行という仕事があります。通貨を発行を増やすことで景気を刺激したり、逆に減らすことでインフレ退治をしたりするのです。

しかしドイツの中央銀行には、この機能は無いはずです。というのも、通貨の発行をできるのはヨーロッパ中央銀行だからです。ユーロ圏内にいますから、ドイツの中央銀行には通貨発行権が無いわけですね。

ウィキペディアを読んだ限りでは、どうやら、金融システムの安定化のための仕事が中心のようですね。つまり、日銀などと比べると、権限が小さい銀行という認識で良さそうです。


  1. 「定年を69歳に引き上げ」、ドイツ連銀の提言で大論争に
    AFP=時事 8月21日 []

タグ: , , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをつぶやくシェア

スポンサードリンク

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。