政府は確定拠出年金の個人型に入れる人の範囲を拡大する方向のようです。来年の通常国会で法案が提出されるようですね。1
現在の安部政権は力がとても強いので、本気でやれば実現する確率は高そうです。衆院選はしばらく無いでしょうしね。
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公務員と主婦が入れるようにする
ちなみに、今回の改正で検討されているのは、主婦や公務員を確定拠出年金に入れるようにするという変更なのだそうです。正確に書くと、確定拠出年金の個人型に入れるようにするということですね。
現状では、確定拠出年金の個人型に入れるのは、個人事業主などが該当する第1号被保険者と、会社員が該当する第2号被保険者の一部です。また確定拠出年金には、企業単位で入る企業型というものもあります。
これで公務員や主婦が入れることになれば、ほとんどすべての人が入れることになります。一部の人のものだった確定拠出年金ですが、全国民のものになったと言ってよさそうです。
今後の状況を見守りましょう
ちなみに、確定拠出年金の個人型は、加入者が少ないという問題を抱えていました。全国で18万人ちょっとしか入っていないのです。第1号被保険者の数が1,800万人以上いることを考えると、かなり少ないといってよさそうです。約1%しか入っていないということですからね。
今回の改正で個人型の加入者を増やしたいという思惑があったのかもしれませんね。あまり少ないと、攻撃される材料になりますからね。
何にしても、実際に主婦や公務員ガは入れるようになるのは、まだ先の話です。今後の展開を見守ることにしましょう。議論の中で変更点もあるでしょうしね。
- 確定拠出年金、主婦ら加入可能に…制度改革案(読売新聞)2014年12月28日 [↩]
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