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2万5000人もの人が20年以上国民年金の保険料を払い続けても年金が貰えない

厚生労働省のサイトを見ていたら、面白い統計を見つけました。どんな統計かというと、65歳以上の無年金者が何年分の国民年金保険料を納めたかと言う統計です。

これを見ていると、かなり長い期間保険料を払っているのに、年金が貰えない人がいることがわかります。具体的書くと、約2万5000人もの人が、20年以上保険料を払っているのに年金を貰えていないのだそうです。

25年分の保険料を払わないと年金はもらえない

国民年金の保険料と言うのは、月単位で払います。ですから、年金のデータは、○○か月分納付済のような形で管理されます。

国民年金の場合、保険料を払った期間が短い場合は、年金が支払われないことになっています。これを書いてる時点の法律だと、国民年金を300か月(25年)以上納めていないと、年金が支払われません。つまり、無年金者になってしまうのです。ついでに書くと、この条件を満たしていないと、厚生年金も貰えません。

25年と言うのはかなりの長期間です。ですから、無年金者の中には半分くらいは納めているけど年金が貰えないという人だっているはずです。今回見つけた厚生労働省の統計は、まさにそんな人がどの程度いるのかがわかるものなのです。

その統計によると無年金者約42万人のうち6%が20年以上保険料を納めているのだそうです。数にすると、約2万5000人です。

さらに言うと、15年以上20年未満の人は15%もいます。約42万人の15%と言うと、約6万3000人です。

かなりの数の人が、長い期間保険料を納めながら、年金を貰えていないのがわかります。

今まで払った保険料はどうなってしまうの?

ちなみに、年金が貰えないからと言って、今まで払った保険料が戻ってくるわけではありません。ちょっと嫌な言い方ですが、払い損なのです。

例えばこれまで20年間保険料を払っていたとしましょう。現在の保険料は月額約1万5000円です。ということは、360万円もの保険料を払った事になるのです。なのに、何ももらえないのですね。

もちろん、保険料の水準は時代によってだいぶ違います。過去には保険料はずっと安かった時代もあります。ですから、厳密に360万円分を損したと言うわけでもありませんけどね。それにしてもひどい話だと思います。

それに保険料が安かった時代は、その分物価も安かったわけです。その意味では、現在の価値で数百万円単位のかなりの額を無駄にしているという言い方は間違っていないでしょう。

年金を貰えるようにする方法が無いわけではない

ちなみに、20年くらい保険料を払っている場合、何とか貰えるようにする方法が無いわけではありません。日本年金機構などからも案内が行っているはずなので、チェックして何とか対応するようにしましょう。

さすがにこれだけの額を無駄にするのは、ちょっともったいないです。取り返せそうなものは、取り返す努力をしましょう。

まあ、公的年金なんて頼る必要が無いという人は、別にそのままでも良いとは思いますけどね。


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