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老齢基礎年金を受け取るタイミングを遅らせると毎年の年金が増える| 繰下げ受給も検討してみよう!

前のページで紹介したように、老齢基礎年金は年金を受け取るタイミングを早くすることができます。しかしその代わり、受け取り始めるのを早くすると、毎年の年金の額は減らされてしまいます。これを繰上げ受給と言います。

これとは逆に、老齢基礎年金は受け取りを始めるタイミングを遅くすることができます。受け取るタイミングを遅くすると、繰上げの場合とは逆に、毎年の年金額が増えることになります。この仕組みを繰下げ受給と言います。

このページでは、老齢基礎年金の繰下げ受給の概要を確認してみましょう。

考え方は繰り上げ受給と同じ

繰下げ受給の考え方は、繰上げ受給と同じです。1か月遅らせるごとに、もらえる年金が増えていきます。ですから、長生きをする場合は、繰り下げをしたほうが結果的に得になるわけです。

繰上げ受給とちょっと違うのが、65歳になってから1年間に受給を開始した場合は、年金の額が変わらないと言う点です。繰上げ受給の場合は、1か月でも前倒しすれば年金が減りました。

また、繰上げ受給の場合は1か月につき0.5%ずつ減算していきましたが、繰下げ受給の場合は0.7%ずつ増えていきます。この場合の計算の起点は65歳に達した月なので、増額率は次のようになります。

「65歳に達した月から経過した月数 × 0.7%」

具体的に考えて見ましょう

以上のことを具体的に考えてみましょう。

まず、65歳に達した月から10か月後に受給を開始したとします。この場合は、1年以内に受給開始していますから、年金額は変わりません。

次に65歳に達した月から20か月後に受給を開始したとします。この場合は、65歳に達した月から増額の計算をします。ですから、受給額は次のようになります。

(繰下げなしの受給額)+(繰下げなしの受給額)× 20 × 0.7%
=114%

つまり、受け取る年金の額が0.14倍になるわけです。

70歳以降は繰下げても増えない

年金の受給額は繰下げれば繰下げるほど増えていくのですが、70歳を超えた以降は繰り下げをしても年金は増えません。ですから、毎年の年金額を大きくしたいと考えるのなら、70歳まで待ってから手続きをすればいいわけです。

一部を繰下げることはできない

繰上げの場合は老齢基礎年金の一部だけを繰り上げて受給することが可能でした。しかし繰下げの場合は、部分的に繰下げるということはできません。


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