公的年金のニュースなどを見ていると、老齢基礎年金という用語が出てきます。老齢基礎年金というのは、いったい何なのでしょうか。国民年金や厚生年金と関連する用語なのでしょうか。チェックしてみましょう。
国民年金の保険料に対する老後の年金のことです
老齢基礎年金というのは、一言で言ってしまうと、支払った国民年金の保険料に対する老後の給付です。名前からわかるように、年金の形で給付されます。
老齢基礎年金が国民年金の保険料と関連している証拠として、老齢基礎年金の年金額が国民年金と関連していることが上げられます。国民年金の保険料を納めた月数と比例した額の年金が給付されるのです。
老齢基礎年金の年金額の決まり方
国民年金の保険料は、20歳から60歳までの間、毎月支払うことになっています。ということは、私たちは480か月分保険料を支払う事になるわけです。
480か月欠かさず保険料を支払えば、満額の年金が給付されます。しかし、480ヶ月に満たない場合は、納めた月数に比例した額しか給付が無いのです。
例えば、20歳から60歳の間で30年分しか国民年金の保険料を納めなかったとしましょう。この場合、保険料を納めた月数は360か月となります。このケースだと、支払われる年金の額は、次のようになります。
(満額の老齢基礎年金)×360/480=(満額の老齢基礎年金)×0.75
これを見るとわかるように、老齢基礎年金というのは、国民年金と直接的に関係していることがわかります。
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