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意外!「401k」で検索する人は未だに多い事が判明

検索エンジンで確定拠出年金について調べる時に、未だに「確定拠出年金」ではなく「401k」と言うワードで検索する人は多いようです。最近気がついたのでご紹介します。

「401k」という言い方は、メディアなどではほとんど使われなくなった印象です。ですから、ちょっと意外でした。

まあ傾向を見ていると、徐々には減ってきているようです。数年後にはほとんど401k を使う人はいなくなるのかもしれません。それでも、少なくともあと数年は、確定拠出年金のことを401k と呼ぶ人がいるのでしょうね。

ちなみに、「401k」での検索が減ったと言う証拠ですが、Google トレンドというサービスで確認できます。検索ワードとしての人気の推移がわかるサービスです。

2004年からの検索データが調べられるのですが、次のような感じになっています。

確定拠出年金と401k

このグラフで赤が「確定拠出年金」で青が「401k」ですね。

これを見ると分かるように、「確定拠出年金」という検索ワードに対して、「401k」という検索ワードは半分から3分の1程度の数はいそうです。

細かく数字を見ていると、2004年ころには「確定拠出年金」と「401k」の比率は2対1くらいでした。しかし、最近は3対1くらいになっているようです。ということで、401k と言う単語は確実に使われなくなっているのは分かります。

まあ、それでも、比較的安定的に使われ続けている単語であることは間違いないでしょう。

世界的に見ると401k の検索数は凄い

そうそう、一つ付け加えておきます。

上のグラフは、当然ですが、日本国内に限った結果です。Google トレンドに地域を指定する機能がついているのです。

世界全体で考えると、結果は全く違います。これもグラフを見た方が手っ取り早いでしょう。

確定拠出年金vs 401k (世界)

「確定拠出年金」を基準にすると、「401k」で検索する人は20倍から30倍くらいいるようですね。アメリカでは401k と言う制度が深く根付いている証拠なのでしょうか。

そもそも401k って何だっけ

ちなみに、ご存知の方も多いとは思いますが、401k というのはアメリカの内国歳入法(Internal Revenue Code)という法律の401条のk項から来ています。

この法律に由来する税制上の優遇措置がある退職給付のプランを、根拠になる条文から401kプランと呼んでいました。その仕組みを参考にしたものを日本に入れる時に、「日本版401k」と呼ぶようになったのです。

つまり、そのころの名残が未だに残っていると言うことですね。なかなかしぶとい言葉です。

まあ、言葉が出来た経緯を考えると、確定拠出年金と言う名前よりも401k の方が歴史としては長いわけですけどね。

ああ、そうそう、もう一つ余談です。401k の「k」は小文字が正解です。もともとのアメリカの法律では小文字ですからね。

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