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確定拠出年金って何だろう| 全体像を2,000字程度でざっくりと説明します

確定拠出年金は私たちにとって非常に有利な制度です。でも、その有利なポイントが、一般の人になかなか伝わっていないようにも思えます。

もっと言うと、確定拠出年金とは何なのかすら、正しく知らない人が多そうです。自分が利用できるのかどうかすら、定かでない人も多いことでしょう。

そこで、確定拠出年金とは何かから始め、どんな点が有利なのかを簡単に説明したいと思います。長期的な資産運用を考えている人は、ぜひお読みください。

とりあえず最初に、確定拠出年金の特徴的な点を2つ挙げておきましょう。

・ 本人が年金の運用をする
・ 税制上のかなり有利な優遇措置がある

以下詳しく見ていきましょう。

確定拠出年金とは

まず確定拠出年金とは何かという点から、簡単に見てみましょう。その名前から分かるように、確定拠出年金というのは、年金の一つです。

年金というと、国がやっている公的なものを思い浮かべる人も多いと思います。でも実は、年金は公的なものだけではありません。民間の年金制度もあります。

民間の年金制度で代表的なのは、生命保険会社の個人年金保険でしょう。確定拠出年金も、そんな民間の年金の一つということですね。

ただ確定拠出年金には、ちょっと特殊な点があります。それは、制度の枠組みは国が決めているということです。 確定拠出年金法という根拠になる法律があるのです。

この法律があるために、利用できる人が制限されたり、掛け金の上限が決められたり、運用の方法が制限されたりします。また後述しますが、逆に、税制上の優遇措置も受けられたりするのです。

ポイント: 確定拠出年金は民間の年金型商品

月々一定額を積み立てる仕組み

確定拠出年金の基本的な仕組みは、投資信託の積み立てと同じようなものです。月々一定額の掛け金を出し、ファンドと呼ばれる金融商品を買っていくのです。

ちなみに掛け金を出すのは、個人のこともあれば、勤め先の企業の場合もあります。

企業がお金を出す場合を企業型といいます。この場合は、従業員が追加でお金を出せる場合もあれば、企業の拠出のみが許される場合も有ります。

また、個人だけがお金を出す場合もあります。これを個人型といいます。個人型の場合は、自分で運用する金融機関を決めて、申し込む必要があります。

ポイント: 確定拠出年金は毎月一定額を積み立てる仕組み

確定拠出年金の最大の特徴は自分で運用すること

確定拠出年金の一番の特徴は、資産の運用を自分でするということです。

自分で運用をすると書くと、とても難しいことのように思う人もいるでしょう。しかし、実際には、それほど難しいことではありません。

確定拠出年金の運用は、基本的には投資信託の積立と同じことです。積み立てるファンドを指定しておくと、毎月の掛け金で自動的にそのファンドを買っていってくれえるのです。

ファンドというのは、大雑把に言うと投資信託のようなものなのです。普通の投資信託よりは、確定拠出年金で積み立てるファンドの方が安く上がりますけどね。手数料が安く設定されていることが多いですから。

実際は複数のファンドを組み合わせて運用することになります。ファンドAからファンドBに乗り換えるようなことも可能です。

そして、これらのファンドを運用した結果が、将来の年金の給付の原資になるのです。つまり、運用の巧緻でもらえる年金に差が出ることになります。

ちなみに、確定拠出年金で運用可能なファンドは、どの金融機関を利用するかで大きく違います。また、金融機関が契約者から毎年手数料を取るのですが、その額も金融機関によって差があります。

ですから個人型を利用する場合、金融機関選びが投資結果にも大きく影響します。個人の場合は、自分で金融機関を選べますからね。

確定拠出年金を扱う金融機関の中で、個人的にはSBI証券を使うのがベストだと思っています。その理由は次のページをご覧ください。

ポイント: 確定拠出年金は自分で資産運用することができる

税金の割引がある

確定拠出年金の大きなメリットの一つが、税制上の優遇措置が受けられるという点です。これがかなり有利ですので、老後資金の準備では確定拠出年金をお勧めしています。

具体的に、どんな税制上の優遇措置があるかというと、個人の掛け金の全額が、所得税と住民税の控除対象になるのです。

例えば、月々2万円の積立をしているとすると、年間の掛け金は24万円になります。確定拠出年金は全額が控除対象になりますから、この年は24万円が所得から控除されるわけです。

控除対象になるというのは、どういうことなのでしょうか。簡単に言うと、所得税や住民税を計算する時の所得が、控除額の分だけ小さくなるということです。この年の場合、年間の所得が24万円分少ないものとして、所得税や住民税が計算されるのです。

所得税や住民税は、所得が小さくなれば小さくなるほど、納税額も小さくなります。ですから、所得が小さくなるということは、節税の効果があるということなのです。

ちなみに、所得控除というと、生命保険料控除を思い出す人もいるでしょう。詳しい説明はここではしませんが、生命保険料控除と比較すると、確定拠出年金の方が圧倒的に有利です。

ポイント: 確定拠出年金は税制優遇措置が受けられる

かなり有利な節税効果です

所得税の税率は、最低でも10%です。ということは、24万円所得が控除されるということは、所得税が少なくとも2万4000円安くなるわけです。その上、住民税も安くなります。もちろん、所得税や住民税を納めている限りにおいての話ですけどね。

所得税や住民税の税率は、所得が増えると高くなるしくみです。ですから、高額所得者には特にお得な仕組みとなっています。確定拠出年金の掛け金の3割とか4割にあたる分の所得税が安くなることもあるのです。ここまで良くと、かなりの節税効果と言えるでしょう。10万円以上あるいは数十万円単位で所得税が安くなるケースもあるでしょう。

運用で年10%コンスタントに儲けるのは、相当難しいことです。そう考えると、一年間限定とは言え、掛け金の10%分の所得税が安くなるのですから、確定拠出年金はかなりのメリットと言っていいでしょう。

この税制の優遇措置があるので、資産運用には確定拠出年金を組み込むことをおすすめするわけです。

ポイント: 条件次第では数十万円単位の節税効果がある


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