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確定拠出年金(企業型)で従業員が掛金を上乗せする事で生じる節税効果

確定拠出年金の企業型でも、従業員が掛け金を払えるようになりました。マッチング拠出というやつです。

従業員が掛け金を払う最大のメリットは、節税の効果があることです。良い機会ですので、どの程度の節税メリットがあるのか、簡単に説明しましょう。

従業員が拠出すると所得税が安くなる

確定拠出年金の掛け金は全額、所得税の所得控除の対象になります。所得控除と言うのは、控除額の分だけ所得が少ないものとして所得税の税額を計算していいということです。

日本の所得税は、大雑把に言うと、所得に税率をかけて計算します。ということは、所得が少ないと所得税が安くなるわけです。これが、確定拠出年金に節税効果があると言われるゆえんです。

今までは個人型にしかこの効果はありませんでした。しかし今後は、企業型でも、確定拠出年金を節税で使えるという事ですね。

生命保険に入っている人はイメージしやすいはず

生命保険に入っている人は、年末調整のときに、生命保険会社から送られてくるはがきを会社に出しているはずです。そのはがきを会社に提出することで、所得税が戻ってくるという経験をしていると思います。

これは、生命保険の保険料の一部が所得から控除されているためです。生命保険料を控除するので、生命保険料控除と言います。

確定拠出年金の従業員拠出も、それと同じ仕組みで税金が安くります。しかも、確定拠出年金の場合は、掛け金の全額を控除する事が出来ます。

生命保険の場合は全額の控除はできませんし、控除額の上限も決まっています。ですから、確定拠出年金の方が明らかに有利です。

具体的にどの程度安くなるのか

具体的に、どの程度税金が安くなるかは、収入や家族構成などによって変わってきます。ですから、ケースバイケースと考えてください。

ただ何も書かないのもイメージしにくいでしょう。そこで、一つの目安をお示ししておきましょう。

Aさんは毎年所得税を払っています。その税率が10%だったとしましょう。このとき、大雑把に言って、Aさんの所得税は確定拠出年金の掛金の10%は程度は安くなります。税率が高い人なら、2割3割と安くなる事もあります。

ちなみに、住民税の税率は一律で10%なので、住民税も掛金の10%安くなります。つまり、Aさんは、掛金の2割の節税ができるわけです。

例えば、月々1万円の掛け金なら、年間で12万円です。このケースでは、Aさんは、1万2000円は所得税が安くなると言うわけです。住民税も同じ額安くなるので、合計で2万4000円の節税が出来ます。

まあ、大雑把な説明ですが、大体このくらい安くなるイメージです。結構大きい額ですよね。

当然ですが、高額所得者になればなるほど、所得税の税率が高くなります。ですから、節税のメリットは大きくなります。

運用中も年金を受取り始めてからも節税の効果がある

実は確定拠出年金で運用する事には、このほかにも税に関するメリットがあります。保有資産の売買に関しても優遇されていますし、年金を受取る段階でも優遇があるのです。

あまり細かい事を欠くのもなんなので、細かい事は割愛します。とにかく、税に有利な制度だと認識しておきましょう。

所得税を払っている人なら、迷わず利用してください。絶対にメリットの方が大きいです。所得税を払っていない人だと、つみたてNISAの方が良いかもしれませけどね。

まあ、マッチング拠出をするような人なら、利用して間違いはないでしょう。

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