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付加年金は得らしいけど、損をすることは無いの?| 損得勘定はどうなっている

付加年金というのは基本的に有利な仕組みです。ただ、100%得かというと、必ずしもそんなことはありません。付加年金に入って損をすることだってあるのです。一応は保険ですから、大きく得をする場合もあれば、損をしてしまう事もあります。

付加年金とは

他のページで散々書いていますが、一応このページでも付加年金とは何かについて確認しておきましょう。極力、1ページ完結にしたいので。

付加年金というのは、老齢基礎年金(国民年金の老齢年金)の上乗せの仕組みです。月々400円の付加保険料を払うと、毎年、付加年金が「200円×付加保険料納付月数」分もらえます。つまり、2年年金を貰えば数字の上では元が取れるお得な制度です。

実際にどの程度お得なのだろう?

それでは、付加年金に入るとどれだけ得なのか、具体的な例を挙げて計算してみましょう。

付加保険料を20年払った場合で元を取るには

まず、付加年金の保険料を払った期間が、20年と言う人を想定してみましょう。この人は、9万6000円(400円×20年×12ヶ月)の付加保険料を払ったことになります。

付加年金の年金額は、支払った保険料の半分なので、毎年4万8000円の年金を受け取る事ができます。
当たり前ですが、受給開始から2年生きれば、元は取れる計算です。

現在の制度だと、67歳まで生きればいいわけです。かなり高い確率で、元が取れると思っていいでしょう。

さらに、この人が年金の受給開始から10年間生きたとします。そうすると、受給する付加年金の総額は48万円になります。

75歳まで生きたとすると

つまり、支払った保険料の5倍の額が戻ってくることになるのです。ちなみに、年金の受給開始から10年と言うと、75歳です。ということは、平均寿命まで生きていれば、保険料の5倍以上はもらえるわけですね。

100歳まで生きたとすると

さらに、この人が100歳まで生きたとしましょう。そうすると、付加年金の受給総額は168万円になります。

10万円弱の保険料が168万円にも成るのです。これは、かなり得をしたと言えるでしょう。

でも、現在の人口構成を考えると、100歳まで生きるというのはありえない話ではありませんよね。

もっとも、上に書いたようなこと、はある意味当たり前ともいえます。というのも、公的年金と言う仕組みは、長く生きれば生きるだけ得にできているからです。

まあ、それでも、厚生年金や国民年金で、保険料の10倍以上を受け取るなんてことはありえないですけどね。

付加年金で損をする場合は?

それでは、付加年金で損をする場合はどんなケースでしょうか。

とりあえず、年金の受給を始めて2年以内に亡くなるケースは確実に損をしますね。でも、それだけでは無いのです。

老齢基礎年金の受給前に亡くなったら

損をするケースの一つ目が、老齢基礎年金の受給前に亡くなるような場合です。

この場合は、基本的には、付加年金の保険料である付加保険料は無駄になります。というのも、付加保険は老齢基礎年金に上乗せする制度だからです。

まあ、掛け捨ての保険だと思えば、これ自体は不思議な事ではないんですけどね。

ただ、死亡一時金が貰えるケースでは、付加保険に入っていると上乗せされることもあります。36か月以上付加保険料を納付していると、死亡一時金に8,500円が加算されるのです。

36か月分の付加保険料というと、1万4400円です。ということは、これを貰っても赤字なんですけどね。何も貰わないよりはマシでしょう。

障害基礎年金を受給する場合は付加年金はもらえない

付加保険は老齢基礎年金に対する上乗せの仕組みなので、障害基礎年金を受給している人も付加年金の上乗せはありません。何か損をした感じですが、そういう仕組みなので仕方がありませんね。

ただ、障害基礎年金に上乗せされないのは、ちょっと違和感を感じています。掛け捨て保険なので、受給前に亡くなってしまえば、もらえないというのは理解できるんですけどね。生きているのに無駄になると思うと、ちょっと切ないですよね。

老齢基礎年金の受給を開始してから2年以上生きても損をする事も

上で書いたように、付加年金の損益分岐点は、老齢基礎年金の受給開始から2年です。老齢基礎年金の受給開始から2年生きれば、払った付加保険料以上の付加年金がもらえます。

ただ、これは、あくまで数字の上での話です。基本的に世の中はインフレであることを考えると、2年では元は取れないでしょう。

具体的にどの程度まで生きたら有利かは、なかなか断定することは難しいですけどね。それでも確実に得をしようと思ったらもっと長生きしないといけないわけです。

もっとも、付加年金の損得に限らず長生きはしたいですけどね。健康でいられる範囲では。

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