確定拠出年金で購入可能なファンドは、インデックスファンドとアクティブファンドに大別されます。
実は、このどちらをえらぶかは、投資信託の運用成績に決定的な違いをもたらす可能性があります。
ですから、注意して選びたいものです。
このページでは、その重要性についてご説明しようと思います。
とはいっても、両者の違いをよくわかっていない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、まず、インデックスファンドとアクティブファンドについて、簡単に説明したいと思います。
インデックスファンドとは
インデックスファンドと言うのは、株価指数などに連動する投資信託のことです。
連動すると言うのは、指数が10%あがったらファンドの基準価額も10%上がるということを言います。
たとえば、日経平均が1万円から1万1000円になったら、それにあわせて基準価額が8000円から8800円にあがるようなファンドを言います。
連動する指数はさまざまで、日本株なら日経平均株価指数やTOPIX に連動するファンドがあります。
外国株だと、MSCI という、先進国全体の株式指数とか、新興国の株式指数などがあります。
さらには、株式だけでなく、債券リートの指数も存在します。
ですから、それにあわせたインデックスファンドも存在します。
もっとも確定拠出年金では、リートのインデックスファンドまでは扱っていないことも多いです。
アクティブファンドとは
アクティブファンドと言うのは、ファンドマネージャーと言う運用の専門家が、積極的に売買し運用するファンドです。
積極的に運用するから「アクティブ」ということですね。
一般に投資信託として売られているのは、アクティブファンドが圧倒的に多いです。
しかし、確定拠出年金では、通常の投資信託よりはインデックスファンドの比率が多いようです。
それでも、数で見ればアクティブファンドのほうがずっと多いでしょう。
インデックスファンドにかなわないアクティブファンド
上のような説明を読むと、なんとなくアクティブファンドのほうがうまくいきそうなイメージを持つ人は多いようです。
運用のプロが積極的に運用するのですから、うまく行って当然と言うイメージを持つのは自然なことだと思います。
しかし実際の運用結果を見ると、アクティブファンドよりもインデックスファンドのほうがいい結果を残す事が多いようです。
もちろん、パフォーマンスが著しく良いアクティブファンドが存在するのも事実です。
しかし、すべての投資信託を平均して考えると、インデックスファンドにはかなわないのです。
ちなみに、インデックスファンドのほうがパフォーマンスが優れているのは、その手数料の安さが原因であると言われています。
プロの運用者に払う給料などが影響して、アクティブファンドは市場平均にパフォーマンスで勝てないのです。
これは皮肉なことですね。
インデックスファンドのほうが賢い選択
また、ある年にずば抜けてパフォーマンスが良かったファンドが、その次の年にもパフォーマンスがいいというわけではありません。
インデックスファンドにかつアクティブファンドを探し続けるのは、かなり難しいことです。
特に確定拠出年金は、購入可能なファンドが限られています。
その中から優れたファンドを探すのは、大変に難しいことだと言えるでしょう。
つまり、確定拠出年金で成功する確率を高めるには、可能な限りインデックスファンドを利用するのが正解と言えそうです。
投資知識がある人ほどインデックスファンドで運用する
インデックスファンドは、その特性から、初心者向けのファンドだと考える人もいるようです。
市場平均程度のパフォーマンスしか残せないのですから、初心者向けなのだろうと思うのでしょう。
しかし、そのイメージはまったく間違ったもののようです。
どちらかというと、投資経験の浅い人のほうが、特殊なファンドを買う傾向にあるようです。
逆に、資産運用のキャリアが長い人のほうが、インデックスファンドを選ぶようです。
その証拠に、年金基金などの機関投資家は、インデックスファンド中心で運用します。
彼らはお金をもらって資産運用先を決める仕事をしている人たちです。
そういう人たちですら、インデックスファンドを中心に投資を行うのです。
現実には、年金基金などの運用では、パッシブ運用(現実にはインデックス・ファンドによる運用となる)を7-8割利用して、残りをアクティブ・ファンドに委託する「コア・サテライト型」と言われる運用スタイルを使うことが多いが、これは、そもそも優秀なアクティブ・ファンドを選択することが難しく、アクティブ・リスクのコントロールが容易でない現実に対して、それらの困難の規模を小さくするために行っている苦肉の策だ。
http://www.sec-guide.com/report/?date=100825
つまりインデックスファンドは、どんな人にとってもベストのチョイスだと言うことでしょう。
今からでも遅くはありません。
インデックスファンドに乗り換えましょう。
タグ: アクティブファンド, インデックスファンド, ファンドマネージャー, 年金基金, 手数料, 株式指数




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