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転職時などに確定拠出年金を放置すると損しますよ

確定拠出年金(企業型)に入っている人が転職すると、個人型などに移換する手続きが必要になります。これをしない人がびっくりするくらい沢山いるようです。手続きしないのは本人の勝手ですが、金額が大きい場合はもったいないですよ。

2010年から振り返ってみましょう

2010年7月に、転職などの時に確定拠出年金の移換手続きをしていない人が、22万人にも上ることが発表されました。

■転職時の手続き、忘れずに=約22万人が資産放置-確定拠出年金

 従業員が自分で掛け金を運用する企業年金の確定拠出年金(DC)で、転職時に資産の移換手続きをしていない人が、3月末で21万7434人(前期比30.5%増)になったことが27日、国民年金基金連合会のまとめで分かった。その総額は前期比23.5%増の456億6900万円。
 DCは、転職しても年金資産を持ち運んで、運用を続けられるポータビリティ制度が特徴だ。ただ、若年者で資産が小額な人は「手続きが面倒だ」として、放置していることが多い。1

かなりの数だと認識して良いでしょう

それにしても、22万人って、なかなかの数字ですね。

そもそも、確定拠出年金の加入者自体がそこまで多くないですから、転職者数だってたいしたことは無いはずです。それなのに22万人も手続きを忘れている人がいるわけですから。

もちろん、はなから面倒くさがってやらない人もいるのでしょうけどね。

加入者数比でも6.5%

もうちょっと、具体的な数字を使って分析してみましょう。厚生労働省の発表によると、当時の企業型の加入者数が約340万人です。

ということは加入者数比で見ても約6.5%の人が、手続きをしていないのです。転職者数の比で見ると、とんでもない高い確率で手続きを怠っていそうですね。

ただただ、だめじゃん。

これだけ手続き漏れが多いとなると、もともとの制度設計の問題でしょう。厚生労働省、しっかりしろよ。

何でこんなことが起こる?

ここで紹介したようなケースは、確定拠出年金の企業型に入っていた人が、確定拠出年金の無い企業に転職した場合や、独立したような場合に起こりえるケースです。転職した加入者が手続きをしなければ、今回のような状態になってしまいます。

問題なのは、起こりうるケースだからと言って、放置して良いかという点ですよね。しかも、これだけの高い確率でおこっていますし。

本人が自分で手続きをしないといけないので、こういうケースは完全にゼロにするのは難しいでしょう。それにしても、割合として多すぎです。

何もしないで良いというわけにはいかないと思うんですけどねえ。

数年たって件数はどうなった?

さて、これから約6年たった2016年11月に朝日新聞が「確定拠出年金1428億円塩漬け 転職時など手続きなく」という記事を書いています。それによると、放置している人数が57万人にまでふえているそうです。

放置されている資産は、2016年3月末で約57万人分、1428億円にのぼり、前年より約207億円増加。この5年間で2・6倍になった。

最初のころよりはペースは落ちているのでしょうが、順調に増えていますね。

おーい、厚生労働省。しっかり対策しろよ。

ちなみに、1,428億円で57万人だとすると、一人当たり約25万円という金額になります。ビックリするほど大きい額だとは言いませんが、放置するにはもったいない額ですね。平均で25万円ということは、中には100万円を超えるような人も少なからずいるでしょうしね。

  1. http://www.jiji.com/jc/zc?k=201007/2010072700592 []

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