確定拠出年金の個人型は、窓口となる金融機関を自分で選ばないといけません。
そして長期的に考えると、金融機関選びの影響は小さくありません。
私達は、どのように金融機関を選べばいいのでしょうか?
私自身は手数料と取扱ファンドを中心に選ぶのが良いと思っています。
そしてその基準で選ぶと、SBI証券を選ぶのがベストの選択だと思います。
なぜ、そういえるのか、詳しく見ていきましょう。
月々かかる運営手数料は長期で見ればかなりの額に
確定拠出年金の口座を開くと、多くの金融機関では、運営管理手数料という手数料がかかります。
これは年額でおよそ3,000円から5,000円程度です。
確定拠出年金の場合、投資期間が長期にのぼります。
毎年5,000円程度の手数料でも、期間全体を通して考えるとかなりの額にのぼります。
例えば投資期間が30年で毎年の手数料が5,000円だとすると、手数料の総額は15万円かかるのです。
これは馬鹿にならない額だと言えるでしょう。
ところが、運営管理手数料を取っていない金融機関も存在します。
SBI証券も手数料を取っていない金融機関のひとつです。。
ということは、SBI証券を選ぶだけで15万円の差があるわけです。
これは馬鹿になりませんね。
これがSBIをすすめる一つ目の理由です。
5,000円の手数料というインパクト
年間5,000円の手数料がかかると言う事実を、少し違った角度で見てみましょう。
月々の投資額が1万円だとすると、年間手数料の5,000円は投資額の4.2%です。
はっきり言って、投資額の4.2%は手数料として高すぎます。
私には「べらぼうに高いなあ」とすら感じられます。
この感覚は、投資経験の浅い人には掴みにくいかもしれませんが。
例えば、通常の投資信託を購入すると、販売手数料という手数料がかかります。
この手数料は0から3%程度です。
ということは、一部の窓口金融機関では、通常の投資信託以上の手数料を取っているということです。
そもそも投資信託の販売手数料ですら、海外の投資信託と比べると高すぎるのです。
それ以上の手数料を取るなんて、良心が痛まないのでしょうか?
もちろん、確定拠出年金は税制優遇がありますから、手数料以上の見返りは期待できます。
だからと言って、必要以上に高い手数料を取っていい理由にはならないでしょう。
ファンド数も重要
もう一つ重要なのが、確定拠出年金として投資できるファンドの数です。
極端に多い必要はありませんが、ある程度の数があることが望ましいでしょう。
SBI証券の場合、これを書いている時点で19のファンドに投資することが可能です。
これは全体の8番目に多い取扱ファンド数です。
投資対象としては十分な数といえるでしょう。
取り扱うファンドが少ない金融機関だと、8ファンドしか投資できないところもあります。
こういうところは選ばないようにしましょう。
注意が必要です。
系列のファンドが少ない事も大事
ファンドに関しては、系列の運用会社のファンドが多いかどうかという点も重要です。
例えば大和証券の場合、取り扱っているファンドのほとんどが系列会社の大和投資信託のものです。
こういうファンド選びをしている所は、私達利用者の事を考えていないように感じます。
なぜそういえるのでしょう?
窓口の金融機関が系列会社のファンドを選ぶことは、彼らのメリットになるからです。
簡単に言うと、自社系列のファンドを扱うことで、グループ全体の売上を大きくすることができるのです。
このような態度は褒められたものではありません。
良いファンドではなく、金融機関が儲かるファンドを私達に販売しているといわれても仕方が無いでしょう。
もちろん、系列会社のファンドがベストのファンドだというケースもあるでしょう。
それにしても、ほとんどのファンドが系列会社のものであるのはおかしいです。
ちなみにSBI証券の場合、自社の系列の運用会社のファンドは2つだけです。
この点から考えても良心的といえるでしょう。
SBI証券が良さそうです
以上のような点から考えると、SBI証券を使うのはなかなか良い選択のように思えます。
個人的にはおすすめ出来る会社です。
興味がある人は、資料請求だけでもしてみましょう。
漠然と考えているだけでなく、一歩進んでみることが重要です。
iDeCoでは金融機関選びが大事
iDeCo をはじめるには、運営管理機関を選ぶ必要があります。運営管理機関というのは、窓口となる金融機関の事ですね。
この運営管理機関選びが、実は、かなり大事です。というのも、金融機関によって月々の手数料がだいぶ違いますし、取り扱っている投資信託の種類も違うからです。
個人的にお勧めなのは、SBI証券です。SBI証券は月々の手数料が167円と最低ですし、運用に使える投資信託もかなり多いのです。
iDeCo に興味があれば、資料請求だけでも取り寄せてみたらいかがでしょう。まとまった情報が得られますよ。

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タグ: 401k, SBI証券, ファンド数, 信託報酬, 個人型, 運営管理手数料





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