確定拠出年金はおすすめの積立商品~日本の401k(個人型)の基礎知識~
どのように運用するか

確定拠出年金の運用で、知っておいたほうが良い知識を整理しています。具体的には、窓口となる金融機関の決定から、資産の配分の仕方、どんなファンドを選べばいいかといった情報についてまとめたページです。
ここに書いてある情報を読めば、出鱈目に投資をして失敗するという可能性を小さくすることができるでしょう。年金運用では、大きく失敗しないことが一番大切です。
諸々比較すると、SBI証券を利用して始めるのが良さそうです。SBI証券を使えば、余計なコストをかけないで運用することができるからです。ファンドを使った運用では、高コストは運用の失敗に直結します。
その上、運用可能なファンドの数も多いのです。選択肢が多いと、バランスの良い運用がしやすくなります。
■ マネックス証券も確定拠出年金(個人型)の取扱いを開始| 使い勝手は良さそうですよ
■ 確定拠出年金 マネックス証券ではどうやって運用する?
マネックス証券も確定拠出年金の取り扱いを開始しています。手数料は安いですし、必要なファンドもそろっています。窓口機関としては、なかなか使い勝手が良さそうですよ。具体的にどのように運用するかとうと…。
■ 一番大事なのは資産の配分をどうするか「アセットアロケーションと言います」
確定拠出年金に限らず、資産運用で一番大事なのは資産の配分をどうするかです。投資の成否のほとんどは、資産配分で決まると主張する専門家すらいます。ちなみに、資産の配分というのは、日本株を何パーセント持ち、外国株を何パーセント持ち、外国債券を何パーセント持つといったようなことを決めることです。
確定拠出年金を運用するときには、さまざまなファンドか積み立てる数本を選ぶことになります。そのときに覚えておいて欲しいのが、インデックスファンドというキーワードです。インデックスファンドを使えば、他のファンドを使うよりも、運用がうまくいく可能性が大きくなります。なぜなら、インデックスファンドは他と比べて手数料が大幅に安いからです。
■ 確定拠出年金(個人型)の運用ではファンドの手数料にもこだわろう
確定拠出年金を通して投資信託に投資する場合は、信託報酬に注意しましょう。この手数料が運用結果を左右する可能性もあります。何せ、長期金利が1パーセントを割るご時勢に、2%以上の手数料を取るファンドすらあるようですから。そんな手数料を取られたら、うまくいく可能性は大きくありません。
■ 投資信託の手数料(信託報酬)で選ぶと、やっぱりSBI 証券
確定拠出年金は窓口となる金融機関が運用可能なファンドを選んでいます。そのラインナップを見ると、窓口の金融機関の思惑が見えてきます。具体的に言うと、手数料の高いファンドばかりを並べているところもあるのです。少しでも高い手数料を取ってやろうと思っているのでしょうね。投資家の無知に付け込んだ、少し嫌なやり方です。
手数料で比較すると、SBI証券は良心的なファンドが多い印象です。ネット証券なので運営コストが小さく、手数料が小さいファンドを提供しても利益が出せるのでしょう。おそらく。
■ 積極的に増やしたければ日本株と外国株のインデックスファンドがそろっているところで
■ みずほ銀行のケースで、運用を考えてみた
■ 野村證券のケースで、運用を考えてみた
■ SBI 証券のケースで運用を考えてみよう
窓口となる金融機関の取り扱うファンド内で、どうやって運用するのがいいのか考えてみました。
主な積立商品との比較など
■ 確定拠出年金と投資信託の積立を比較 1/3・2/3・3/3
投資信託の積立と比べ確定拠出年金はどんな点が優れているのでしょうか?また、劣っているところは?
確定拠出年金と代表的な民間の保険である定額年金保険を比較してみました。
■ 確定拠出年金(企業型)で従業員が掛け金を上乗せできるように

401k という言葉を時々聞きます。一体何の事でしょう?
実は、確定拠出年金という考え方は、アメリカの年金制度を参考にしたものなのです。401kというのは、まさに、参考したアメリカの法律のことです。
税制優遇を受けられる範囲が広がります。余裕がある人は節税に使っていただきたいと思います。
【更新予定】
●確定拠出年金(企業型)は企業にとって都合の良い商品
確定拠出年金の基礎知識
- 確定拠出年金は所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象になります
- 確定拠出年金の給付の種類と税金
- 確定拠出年金・個人型の加入者はあまり増えていないようですね
- 確定拠出年金・個人型の加入者があまり増えていない理由
- 確定拠出年金の第1号加入者、第2号加入者って何だ?
- 確定拠出年金(個人型)の利用者の範囲が大幅に拡大
確定拠出年金とは、どんな制度なのでしょうか。2,000文字程度で簡単に説明したいと思います。とりあえず、これだけ読めば、どんな制度なのかイメージはつかめることと思います。色々と難しい部分もある仕組みなので、これだけですべてを理解する事はできないでしょうけどね。
■ 「確定拠出」ってどういうこと?│従来の年金型商品との違い
拠出が確定していると、わざわざ書くのには裏があります。
主な違いは、誰がお金を出すかという点です。
■ 確定拠出年金(個人型)に入れない人はどんな人?| 加入要件を確認しておきましょう
2017年1月からは、ほとんどすべての人が確定拠出年金(個人型)を利用できるようになりました。ただ、それでも、利用できない人もいるようです。
■ 運用商品の種類
401k には元本確保型商品と、元本変動型商品があることを理解しましょう。その上で、それぞれのファンドの理解をするのが大事です。
基本的にいくら拠出するかは本人次第ですが、月々の掛金には上限があります。
確定拠出年金に関しては、税制的に有利だという話ばかりが語られる傾向にあります。あとは、運用についての話が多いでしょうか。でも、年金をいつ、どうやって受け取るかという話もかなり大切なはずですよね。
確定拠出年金のメリット・デメリット
■ 確定拠出年金のデメリットは何?| 厚生労働省の公式見解に迫りましょう
■ 厚生労働省公式見解(?)確定拠出年金のメリットは節税以外あるのか
厚生労働省がオフィシャルサイトの中で、確定拠出年金のメリットとデメリットについて語っています。ちょっとチェックしてみましょう。
掛金を払うとき、運用中、給付を受けるとき、それぞれのタイミングで税制上お得な点があります。
シミュレーション
運用次第で年金を大きく増やせるのは魅力的です。インフレ対策にもなっています。
途中でやめることは基本的には出来ません。
月々かかる手数料が、投資結果に大きな影響を与える可能性もあります。
付加保険と確定拠出年金は併用しよう
■ 付加年金の損得勘定
■ 付加年金の仕組み…単純明快です
■ 国民年金に付加する年金だから付加年金…簡単に年金受給額を増やせます
■ 付加年金には物価上昇に弱いというデメリットが
就職や転職で確定拠出年金はどうなる?
自営業者が就職をしたり、会社員が別の会社に転職したりと、職場を移る事もありえます。そんなとき、確定拠出年金はどうなるのでしょうか。実は、これが、かなり面倒なようです。
国民年金と厚生年金の損得について
- 国民年金は約10年で元が取れる| おおざっぱな議論ですが、イメージは沸くはずです
- 国民年金の保険料は払った方が得か?やっぱり損?
- 国民年金の保険料を払った方が得な点
- 納めた保険料に対して、受取る年金額は得なのか?
- 国民年金の保険料を納めるのを躊躇してしまう理由
- 国民年金の保険料を払わないのは損なので、ぜひ払ってください
- 平均寿命が長いのに保険料も年金額も同じ?公的年金制度は女性の方が有利
国民年金と厚生年金の基礎知識
- 国民年金と言う仕組は何のために作られたのか?
- 国民年金保険の保険料納付済期間とは
- 老齢基礎年金とは何だろう?
- 老齢基礎年金の繰上げてもらうことができるが減額される
- 国民年金の学生納付特例制度って何だ?
- 加給年金って何だ?配偶者や子供がいると年金の受給額が増える仕組み
- 老齢厚生年金の繰下げ受給
- 国民年金の第3号被保険者はお得な制度
- 国民年金保険料の納付義務があるのは誰?
- 海外に住んでいる日本人の国民年金と厚生年金
- 老齢厚生年金の繰上げ受給って何だ?
- 離婚したときの厚生年金の分割制度(合意分割)
- 20歳未満の人が身体障害者になった場合、障害基礎年金はもらえるのか?
- 障害基礎年金と障害厚生年金の要件を満たすかどうかはいつ判断される?
- 国民年金の第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者の人数と比率はどうなっている?
年金用語
年金に関する余談とニュース
- りそな銀行の確定拠出年金の宣伝がせこい
- 国民年金の保険料、年収300万円以上は強制徴収へ| なぜ年収300万円で区切るのか意味が分かりません
- SBI証券が確定拠出年金(個人型)の運用に使える投資信託を増やしたようです
- 2017年1月の対象拡大を控え確定拠出年金の関心が高まっているようです
- 確定拠出年金(個人型)の顧客獲得競争って本当?| そんな熱心に勧誘しているとは思い辛いのですが
- 10年分(120か月分)の保険料を納めれば老後の国民年金を受給できるように| 当たり前の制度変更だと思いますけどね
- 国民年金の保険料強制徴収| 対象所得を引き下げへ
- ドイツ連銀が退職年齢を69歳まで引き上げることを提案| 反発も大きいようですね
- 公的年金を株式で運用するのは正しい選択なのか?
- 公的年金に関するニュースと余談
- 事務処理のミスで未納付だった国民年金保険料を無期限で払えるよう変更へ| そりゃそうだ
- 日本年金機構から流出した情報を使った詐欺事件が早速発生
- 日本年金機構から個人情報が大量流出| 結局のところ社会保険庁の体質を引きずったままってことね
- 公的年金の不正受給や詐欺が後を絶たないようですね| マイナンバー制度を使えば一発で解決すると思うのですが
- 確定拠出年金が誰でも利用できる仕組みになるかもしれません| 主婦や公務員も入れるように法改正する方針みたいです
- 2万5000人もの人が20年以上国民年金の保険料を払い続けても年金が貰えない
率直に言ってとても意外だったのですが、未だに「401k」で検索する人は少なくないようです。「確定拠出年金」で検索する人の3分の1位はいるようですよ。あ、もちろん、日本に限った話ですけど。
最近Yahoo!ニュースのコメント欄を見ていると、日本の公的な年金は運用に大失敗していると考えている人がいるようです。でも自主運用になって以降のデータを見てみると、トータルではプラスなんですよね。どうも、間違った認識を持っている人が多いようです。
Yahoo!ニュースのコメント欄を見ていると、その答えらしきものが見つかりました。どうやら、厚生年金と厚生年金基金の区別がついていないようです。AIJ投資顧問のニュースなどを見て、公的年金が大損をしていると思っているのですね。無知って怖いなあ。
■ 【日本の公的年金】株式で運用するのと株式を使わないで運用するのはどちらが無責任なの?
政府が公的年金の運用で、株式の比率を増やす検討をしているようです。これに対して、無責任だと言う批判をする人たちもいるようです。大事なお金でギャンブルをするなということらしいです。
しかし過去のデータを見る限り、株式を組み入れた以降の年金の運用は、平均ではプラスになっています。大成功とはいえないまでも、ギャンブルと言われるほど酷いものでもありません。また、インフレの可能性を無視して債権だけで運用することが責任のある行動と言えるのでしょうか?
■ 年金の受給開始年齢の引き上げは避けられないと思うんだよね
社会保障制度改革国民会議という所が、年金の受給開始年齢の引き上げを検討しているのだそうです。まあ、ある程度の受給額を確保しようと思えば、年齢の引き上げは避けられないでしょうね。現役世代の負担を増やすのにも、限界はあるでしょうし。実際上げるとなったら、反発は避けられないでしょうけど。
■ 年金制度が複雑な証拠なのでしょう| 厚生年金基金廃止議論にまつわる庶民の誤解
日本人の一定の割合の人たちは、日本の年金制度を理解していないようです。それを示す事例を見つけました。まあ、あまり理解されていないだろうというのは、わかっていたことなのかもしれませんけどね。改めて見せ付けられた感じです。
■ 厚生年金基金は実質的におとり潰し?| 確定拠出年金に移行する企業も多いのでしょうね
厚生年金保険法改正案の概要がまとまったそうです。それによると、1割程度は存続可能ですが、それ以外は基金を潰す方針のようです。残った1割も将来的には減って良く見通しで、読売新聞の記事によると実質的なおとり潰しという感じみたいですね。厚生年金基金は企業にとってメリットが小さい制度ですから、仕方がないところででしょう。